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今日何を読んだ、面白かったレベルの読書感想文メイン雑記
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※いつもながらネタバレです。ご注意下さい。

いつもの面子で、封切初日第一回の六本木という素晴らしいタイミングで。時間を擦り合わせていったら図らずもこの回になったんですが、客層がいつもの六本木じゃねえ。なんだこのお兄さん率は。
で、感想。
激燃えかつ激萌えでした。

まず燃えから。元沈艦者たつなみ派で現役海軍好キー(ドレイクから自A隊まで)なもので、最初から脳内麻薬どっぱどぱでした。急速潜航に入った艦の艦橋に立ち、コートの裾を翻して正面を見据える艦長!ぎりぎりの所で指令所へ降りる艦長!ハッチに被さる波!ラッタルを滑り降りる艦長!潜望鏡!命令復唱!赤黒い照明!木崎さんの「とォォりかァじ」の発音がまんまだギャー!「ちょいブロー」の一言で打ち震えんばかりになっている人がここにいます。ピンガー音で膝がくがく。第一、帝国海軍の白詰襟…東郷さんありがとう…。
赤煉瓦組も含め、兎に角燃えました。もう少し冷静になったらツッコミも入るんだろうけど。サワコさんはご本人よりお父様が喜んだろうなあ。ついでに疑問。「キャプテン」はやはりリュークトラ(由来)さんのご縁なんでしょうか。

そして萌えについては敗北宣言を出すしかない。
ヲタ的お約束がこれでもかとばかりに盛り込まれているんですよ。何もここまでと思ったくらい。だって草●とム●カがいるんだよ?ムス●は少女を人質に取るんだよ?でも殺したら意味無いんだよ?!ナチスの科学力は世界一だしね!太古からの掟に従って艦長は受かつヒロイン属性で副長とらぶだしな。こんな作品になった理由はエンドロールで全て判明しましたが。
取り敢えずヲタクなら観ておけと言っておきます。眼鏡萌え制服好キースーツフェチなら倍率ドン。萌え死ぬかと思った。

全体的にはツッコミ所がてんこ盛りだと思います。ジャンルは何かと言われたら海戦ものではなく、太平洋戦争ものでもなく、やはり娯楽アクションだなと思う。ガ●ダム世代の総決算云々というのも、見せ方考え方以前に展開がそうだなとも。
原作つきの作品には必須の考え方ですが、「終戦のローレライ」は原案と考えた方が吉です。特にキャラの統廃合について。フリッツは元より高須院長(違)なんてあーた…。あ、友人談ですが、名前のひねりの元ネタを考えるとちょっと面白いです。良かった信衛さんがいなくてよー。浅倉も原作より毒(というかあれは厨…)が抜けていたような。
しかしリセットとバッドエンディングと知ってのコンティニュー、私ならどちらを選択するか。責任や子供たちへ未来云々以前に、無理心中に付き合わされてたまるか、という感情が先に来る筈と自己分析しているのですが、さて。


ついでに白状します。戦国自衛隊の予告にうっかり萌えました。
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日経PB出版センター刊。

04年11月9日「デュエルアイランド」で言っていた英国についてのなんでも辞典がこれです。年をまたがりやっと購入。知ること自体が面白いと思える本です。元ネタは著者さんがクリスマスカードを贈る際、おまけにつけたまめちしきだそうで。なんだかいいなあ。要するにトリビア本なんですが、こういうの大好きさ。ザ・ワルチンブックとかね。資料にもなりそうで買ってよかったです。英国三軍の階級対比には思わず声を上げて喜んでしまった。さあ映画カリブの海賊の海苔んとんさんの階級について突っ込めエブリバディ。初見の際、日本海軍萌えの友人と「海軍のキャプテンは大尉じゃねぇえええ!」と叫びましたともさ、ええ。
問題のアイルランドの決闘作法についてですが、80ページに載っています。1777年、クロンメル夏期議会において制定。手続きが結構煩雑なのは、頭を冷やすのを期待しているんじゃないでしょうか。にも関わらず、フィクションとはいえ一年で12回もやった人を知っているような気がするんですけど私。なお「あまねく王国の紳士達はピストルケースの中にこの写しをしまっておくよう勧告された」。よって「知らなかったという申し立ては認められない」。奴らは本気だ。
そんなこんなの雑学が沢山、中には日本の相撲ルールのような一体どこが英国博覧記かというネタもあります。読み物としても小ネタとしても、ちょっとお勧めです。

それにしてもマスコマの艦長主催のディナーですが、あれは土曜日だったんでしょうか。69ページ「海軍の乾杯」参照。
やっぱりいつものことですが。
ちょっと自分でも混乱してきたので脊髄反射感想大会再び。皆様ふるってツッコミプリーズ。なお、がっつりネタばれです。ご注意下さい。

■五線譜のラブレター
元旦に観て初泣き。くっそこんなろくでなしに…っ!だって奥さんに「愛してる」といったその口が乾かないうちに自作舞台の主演俳優(ここ重要)を食っちまうような奴なんですよコール・ポーター!男って!
それでも泣いた。オープニングで涙腺が緩んだ。「I Love you」がそれでも真実だったからか。走馬灯モノには弱いんですよもう…

■ゴジラ ファイナルウォーズ
カズキサイコー。
この一点だけで見た甲斐があります。色々言われているらしいけど小美人でグ。X星人でサムズアップ。マグロ発言でふざー。小ネタがもう…笑い死ぬかと…大好きだ。

■スーパーサイズ・ミー
思ったより普通の出来でした。ですがこれを観てしまった今、私をジャンクフードに誘う者は敵。そして鑑賞後、建物の目の前に赤と黄色のピエロな店があって軽く殺意。

■東京タワー
仕事の付き合いで鑑賞。
激しく島●作を連想するのは何故なのか。

■ネバーランド
涙腺破壊映画第二弾。彼が大人になった瞬間に、知らず涙が出ました。あと、ティンクのシーン。ああもう。
それにしてもジョ兄さんは存在自体がネバーランドなんじゃないかと…

■ライフ・イズ・コメディ
うっわ関わりたくねえ。少なくとも旦那にはしたくないですよピーター・セラーズ。それでも四回も結婚できたんですね。そっちの方が驚異。
つか、セラーズを演じたジェフリー・ラッシュが途中で怖くなりました。なんなんだこの人は。あと、劇中に出てきたキューブリックがまんまで笑う。お願いですからまばたきして下さい軍曹。

■オペラ座の怪人
これ通います。サントラ買います。DVDも買います。オープニングで魂を抜かれ、マスカレードでぶち落とされました。もう二度と四●の公演に行けません。
因果関係が(舞台より遥かに)納得出来るんですよ。これは凄いなと。あと、クリスティーヌの心の揺れが非常に丁寧。第一、ポイント・オブ・ノーリターンのエロさときたら。このシークエンスのラウルのコキュ(と言っていいかと)振りも見事です。
ところでジェラルド・バトラーはグラスゴー出身なんですね。私は最近、グラスゴーという都市にある種の偏見を抱きつつあります。

ここ一ヶ月はこんなカンジでした。次はなにを観ましょうかねえ。
今一番知りたいこと。
・オークショットで出てくるレアンドロス号と、A&Mで出てくるリアンダー号は同一艦か。
・グロア島海戦の会戦年月度。
この二つの疑問が解けると、「デイジー号のヤンキー副長トーマス・A・ブルースター海尉(オークショット)と、サプライズ号のラッキー・ジャック・オーブリー艦長(A&M)は、同じ艦に勤務していたことがある」というイヤンなネタの裏が取れます。可能性としてはオリオン号で一緒の確率が高いような。
なにしろブルースターさんはアメリカ人(あらゆる意味で)の上、角度によって光沢の変わる波紋入りの絹の上衣(金モール増量版)、ごく薄い紫縞入りストッキング、塗装仕上げ(エナメルか?)のパテント革製長靴、雉や山鳩類の尾羽を一束飾った三角帽で初登場という、A&Mの黒鳩卿すら地に這わせるようなイカれた伊達男です。勿論、船乗りとしても海軍さんとしても有能極まりない人ではあるんですが。念のために断っときますが、左記は軍装です。こんな彼にジャックがどう接していたのか、考えるだに楽しくてなりません。お互いナチュラルにスルーしているような気もするけど。
海洋小説年表を作りはじめたきっかけは、こういうお遊びをしたいが為です。同時代ですから、虚実取り混ぜて誰と誰がどういうつながりがあるか、探すのが面白くて仕方がない。年表を更新中の顔は人には見せられません。きっと物凄く不気味な笑みを浮かべている筈です。隙あらばネタにしようと虎視眈々と狙ってるしな。…ご覧の方々にも使い倒して頂ければ幸いです。

ところでもうひとつ。
ミスター・ラミジ、あなた見習将校時代にどこのホーンブロワーに球面三角法を習ったの。なんか物凄く無理があるんだけど。…いやこういうのは作者の萌と心意気だから突っ込むのが野暮ってもんだよな…。
至誠堂刊。

どうでもいい体験談ですがロンドンのトラファルガー広場の鳩以上に兇暴な鳩は広島平和公園の鳩だけだと思う。しかも倫敦の奴ら、低空飛行で頭突きしてくるし。

サブタイトルは「トラファルガー残照」です。もうこのタイトルが全てを表しています。世界の中心でネルソン激・LOVEを叫ぶが為に書かれた巻です。そうとしか思えん。司馬遼の「燃えよ剣」に通じる気合を見たような気すらした。
絵的に一番ぞくぞくしたのは、カリプソ号が艦隊と合流するシーンです。帆船の運動性能って想像した限りでは、そんなに融通の利くものじゃないと思うんですけど、みっしりと停泊する(錨泊じゃないので不意に動いたりする)戦列艦の間を縫っての航行の描写は、手に汗を握りました。優雅に見えるんでしょうけど、戦列艦がいきなり音も無く滑り出してくるなんて、考えただけで怖い。
んで、「フリゲートは戦闘に参加出来ないんだよ他にお役目があるからね?判ってるね?ね?」と駄目押しされたに関わらず、やっぱり独断専行で手柄を立てるラミジ一家。いやこれが無きゃラミジじゃないんだけど、あんたたち…と思わず眉間を押さえてしまう。ついでに今回も艦長自らスパイ稼業、それにああ、クルーの駄々捏ねテクがパワーアップしてる…。

トラファルガー海戦最終幕の情景は、なんと言ったらいいのか。悲しみより喪失、そして空漠。

それにしても航海長、いくら相手が経験が浅い上に反応が面白いからって、三席将校を一章丸々使っていぢるのはどうかと思います。もっとやって(え)

追記。これを書くのを忘れてた。
ヒルさんは口数が少ないそうです。
そんな馬鹿な。
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