忍者ブログ
今日何を読んだ、面白かったレベルの読書感想文メイン雑記
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

至誠堂刊。
「本屋さんで見つからないんですがどこで買ってるんですか」とのご質問を頂きました。私はアマゾンで買ってます。本屋さんには…出版年が古いんでまず普通には置いていないと…取り寄せになると思います。あと、買うのはちょっとという方にはやはり図書館がお勧めです。それなりに版を重ねていますので、結構入っていますよ。以上、ご参考までに。どうか共に楽しんで頂けますよう。

ラミジ一家に加わると漏れなく変装っつーかコスプレ技能、更には演技力まで試されるわけですが、それにしても芸域が広過ぎだ。いくら各国語ぺらぺらだからって、艦長自らスパイ行為ってどうなのよ。ジャクソンのでこがこれ以上後退したらどうしてくれる。殊に今回のなりは、熊使いスティーブンと張ると思う。…まあフローラには敵いませんが。あれは飛び道具だ。
あ、12巻のエイトキンさんの「山賊のような」反乱水兵コスは文句なしに格好良かったです。キルト姿もきっと凛々しいに違いない(故郷ではキルトを着てるんですよこの人。萌)。

今回、臼砲艇が出てきます。巻末解説に加え、臼砲艇には火山の名前をつけることが多いと本文にありましたので、実際の動きがなんとなくイメージ出来る。本来は攻城用である曲射砲を搭載した艦艇で、発射光景は現在のアスロックと似たような感じになると考えればいいのか。なんか…着々と近代戦の基礎が築かれているという印象を受けました。ナポレオン戦争を機に、破壊の効率化に掛かるウェイトがぐんと大きくなっている、と思う。
また、オルシニ坊やがジャクソン達にマニュアルを解説するという形で、臼砲の詳細を読者へも説明してくれます。読者の疑問は水兵達が代わりに質問してくれる。筋を壊さず、同時に伏線張りにも活用しながらの要点解説、ここらへんはラミジシリーズは本当に巧いです。
なお臼砲試射の時のケントン&オルシニ若造コンビは、士官候補生好キーならこれだけでご飯三杯はイケますぜマダム。頑張れワカゾー。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新コメント
[04/29 秋津]
[04/28 まっくろ]
[10/23 秋津]
[10/22 サキク]
[09/26 秋津]
トラックバック
書いている人
秋津
間抜けなのんき者の割りに短気なミリヲタと歴史ヲタの入った腐女子
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]