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今日何を読んだ、面白かったレベルの読書感想文メイン雑記
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至誠堂刊。

ご本人の要望でもあることですしラミジをラミジ卿と呼ぶ気はありませんがこの巻のラストに限ってはラミジをらぶこめ男と呼んでやる。

読了後の感想。ジアナはなんて美しいんだろう。造作だけじゃなく、生きる姿勢そのものが。
自分が何者か、というのを知り尽くしているが故の選択が、悲しくも潔く、そしてとても美しい。過去にも何度か暗示されていました(多少の知識があれば疑問が涌く程度には)ので、まあこうなるだろうな、という展開ではあるのですが、それでも彼女の選択には衝撃を受けました。ここまで考えて…。ジアナの造形は最初ッから好きで好きでたまらないんですけど、駄目押しを受けた感じです。なんてお方だ。彼女なら仮にボルテラを包囲されて我が子を人質に取られたとしても、城壁の上でスカートをたくし上げて恫喝して、びびらせた隙に子供を奪回するくらい平気でやる。ええ絶対。

また今回、ブレージー伯爵夫妻が結構大きく出演なさっています。ぶっぱなし親父は前の巻では、「~じゃ」とじいさまっぽい喋り方だったんですが、この巻では普通の語尾です。訳者さんの違いでしょうけど、こっちの方がいいな、現役っぽくて。伯爵夫人がまたいかにもこの方の妻であの方の妹であの人の母親で、ちょっとおきゃんな所が非常に可愛い。旦那さん、齢食ってもべた惚れなんだろうなあ(笑)

あとあの、やはり触れておくべきでしょうか。カリプソ号艦長に六尺褌の存在を教えてやりたくてたまらなかったよ(旧日本海軍の公式下着は褌だ。マジで)。素直にブリーチで行きましょうよ艦長…。それにしてもこの時代の英国海軍の艦長のマッパはお約束か。一シリーズに一度は脱いでるだろうどいつもこいつも!(特にほれいしょ!あんたサービス過剰!)あとあのさんかくけいってえーっと。ははは。
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