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今日何を読んだ、面白かったレベルの読書感想文メイン雑記
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ハヤカワ文庫NV刊。
激しくネタばれです。ご注意下さい。

未読本20冊程を脇に退け、速攻で読了致しました。上巻の表紙を捲る時にヤク中のように(似たようなもんか)手がぷるぷる震えてたそうです。縦溝、あんたそゆことチェックせんでいいから。
以下、箇条書きに脊髄反射な感想を。それと主役コンビについての記述は省きます。キリ無いから。

・蜜蜂全滅っつーことは蜜月が終わったと。キャベツが荒れ放題っつーことは子供もちょっと期待はずれだったと。双子の嬢ちゃんかあ…姪っ子かあ…10年後が激楽しみな家族構成だ。
・実はウィリアムズ夫人が大好きです。何故なら英国おばちゃん最強伝説を体現する存在だから。伝説健在で嬉しいよああもうこの人最高。
・クロンファートさん。赤毛のDさんとは別の意味でアイルランド問題を暗示する人物なのでは。アイルランド貴族だが血はイングランド、しかしアイルランドの風土で育ち、そしてイングランド海軍に生きる…この人のジャックに対する二律背反はそのまま二国間の相克に見えないこともない。もっと言うとロンドン生まれながらアイルランド出身という経歴と同国風の名を名乗り続けたオブライアン氏の分身の一つとも読める。…この人についても語るとキリが無いです。
・海軍さんと仲のいい陸軍さんなんて初めて見たかも。
・プリン登場時、自室をいいことにきゃああっと叫んだのは内緒です。ああなんて愛らしい生き物なのかしら!こんな一児の父がいていいのか。それと彼に夢を見ているのは我ら読者だけじゃないと知って安心しました。
・今回、明確な年度表記が無くて史実対比表どうしようと青ざめました。ナポレオンの破門は何年だディアナ号事件はいつだっけ。訳者後書を読んでどれほど安心したか言葉に出来ません。ラミジ艦長物語の巻末解説に拿捕賞金制度についての細かい記述があったので、突き合わせて確認してから更新します。

訳者後書まで話が及んだついでに。読者層が広がったとお思いでしたら、ハヤカワさん、お願いですから復刊を考えて下さいまし。オークショットに栄光の海兵隊にボンベイ・マリーン!ボンベイ・マリーンには日本人出てるし!オークショットは3巻完結だし!国会図書館お百度参りを始めた身としては結構切実です。つかトマス・キッドの続きはいーつーでーすーかー…。
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