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今日何を読んだ、面白かったレベルの読書感想文メイン雑記
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至誠堂刊。今回は2巻でひとつの話なのでまとめてゴ。

ラミジシリーズを読んでいると、海事・軍事用語の翻訳単語の選択に妙な既視感を覚えます。で、ふと考えたんですが、帝国海軍のイメージがあるような。訳者さんの年代を見るとさもありなんと言うべきか。確かに日本海軍のお手本は英国海軍ですから、あながち間違ってはいないんですが、当然ながら体制が完全に一致している訳ではないからたまにあれ?と思ったりする。予備知識が無いほうが却って翻訳には有利かもしれないですね。そういやマスコマ映画で士官候補生くんたちの溜まり場を見たとき、同じ日本海軍萌えの友人と「おおこれがガンルームのルーツ!」と喜んだものです。
で。今回も宿敵の直接指揮下に入るわハリケーンが来るわ宝捜しだわで大忙しのミスター・ラミジ。この人、どんなに気さくに振舞っていても根が貴族という描写が今回は特に出ているような気がする。ノブレス・オブリージュ(と明確に書いてはいませんが)を体現してるのかしら。部下も20歳ちょっとでしかないラミジにそれを期待し、また信頼しているために、最年少の彼に従う部分があるのではないかな、と。
そんで噂には聞いていましたシドニー・ヨーク氏、待ってました!有能な武装交易商人ってのは渋くていいねえ。冷静で茶目っ気があって大胆で、まさに海の漢。持ち船も宝石の名前というのが粋で良い。あ、あとヨークさん×ラミジでひとつお願いします…。
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