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ただいま成田です。出国ゲート通過。
これからヴァーサ号とシモ・ヘイヘのモシン・ナガンに会いに、スーさんちとフィンちへ行ってきます。出来ればデンさんち(かするけど)とノルさんちとイースちゃんちにも行きたかったが、今日の所はこのくらいで。
経路はコペンハーゲン行きSK984便搭乗、乗継ぎでヘルシンキへゴ。帰りは22日ストックホルム発コペンハーゲン経由23日成田着。ヘルシンキからストックホルムへの移動は19日、シリヤラインのフェリー「シリヤセレナーデ」号で船中一泊。生還出来るかが最大のミッションです。
萌えとストレスは確実に何かのリミッターを飛ばすよな…。
なお、23日までネット落ち致します。携帯・PCともにメールを確認出来ません。24日以降に速攻で対応させて頂きますので(特にオペラシティの件)、申し訳ございませんがご了承の程を宜しくお願い致します。
それにしても「誰か」がデンさんノルさんと確定してどこかで祝賀茶が開催されることになったら向こうのネカフェって日本語使えるかなよーしおばちゃん六条御息所ばりの生霊飛ばしちゃうぞーにゅるっとネ!
…萌えは確実に何かのリミッターを………
アナウンス入りました。行ってきます。
皿屋敷ではなく。
グリーナウェイのレンブラントを撮った作品が来年公開と知り、いまから後ろ足ががくがくしている私です。しかもモチーフが「夜警」。この絵の為だけにアムステルダムへ行ってもいい。
そして描かれた人数を数えるのさ。ああ、また合わない。
さて、シーチキンさんより【レンジャーバトン】を頂きました。ありがとうございます!私は橙レンジャーとのこと。はーい去年買ったトレンチコートの裏地がどのつくオレンジです!(ちょういい笑顔)
新書館ウィングスコミックス。
っったっまんねえぇぇぇえっっっ!!!!
英国海洋小説好キーとして見逃してはならぬ!と単行本化を心待ちにしつつも、多忙にかまけて書店見回りを怠っていたところをA鳥さんの日記にて刊行を知って買いに走った一冊。うんうんうんやっぱり良い、やっぱり良いよタールとビルジと硝煙の臭う帆船海軍フリゲート艦!王国海軍1795年制定海尉略装はやはり死ぬほど萌えますね!(そこか)
ナポ公戦争時代、リアリストの若き新任海尉が七つの海に知らぬ者とてない曰くつきの王国海軍フリゲート艦「コランタン号」に赴任してくる。艦では気のいい航海長、まんま豪快な体育会系の海兵隊長、人を食った主計長によく わからない軍医、堅物の副長と底の見えない艦長、そして一匹の雌猿が彼を待っていた。赴任して初の任務は王党派のフランス貴族の救出、だが目的の海域はまさにコランタン号とは(悪)縁深い海域で…あーもーたまんねえわ。
作画の山田氏はマスコマやHH、#eのファンなので(本持ってマース…)、端々が凄くきちんと描かれているのが非常に嬉しい。また、おまけっぽく王国海軍についての解説が入っているので、予備知識がなくとも楽しめる。「海洋冒険ファンタジー」と銘打たれ、実際ファンタジー色が強いですけれど、産業革命など当時の状況を織り交ぜてリアリティを持たせ、「こういうこともある、かも」という展開になっています。まあ理屈抜きで好きなんですがね。だって王国海軍で帆船で山田さんだしさ!
………ある意味きちんと感想が書けない一作かも知れない。
昨今の萌えツボでいうならば、風呼び役の水兵がフィンランド人(当時の英国海軍は、世界各地から水兵をちょっぱって受け入れていたのでこと水兵に限れば非常に国際色豊か)というのが非常にポインツ高い。最近はちょっと海軍から離れていたけれど、やっぱりポーツマスへヴィクトリー大お姉様(トラファルガル海戦時の英国旗艦、更に世界最古参の現役軍艦)(ここら辺の英国流心意気は流石と思う)に会いに行かないとなと誓いを新たにしたわけです。あとボストンのコンスティチューション嬢ちゃんにも。
次巻の刊行がとても待ち遠しい。2008年2月はもやしもんといい、いい月になりそうです。
ところでクラーケンて棲息地が北海なんですね。(薄出来悪いことを企んでいる顔)
本日11月8日はデンさんによるスーさん折檻記念日です。我ながらこの不謹慎な物言いもどうかと思いますが真面目に書くのもそれはそれで嫌です。友人に「具体的に何やったの」と訊かれ、「山内の長曾我部狩りを出来レース裁判つきで国家規模でやった」と説明したことがあります。動機や目的は別にして、行動自体の大筋が洋の東西を隔てていても何か似ているのは、人間の発想の限界を示しているのか。ちなみに拙作では荷車を出しましたが、実際には樽詰めにして晒したそうです。
本当なら今日、現場の広場に立つつもりでした。月初は元々休めないので諦めはついていますが。代わりという訳ではないですがIK●Aで夕飯を食らいつつ、レストランで流される北欧三王国の映像にやくたいもないことを考えていた次第です。
そんでこの場を借りて、先日開催された同盟ご主催の絵茶(楽しかったです。主催者様はじめ皆様に感謝)にご参加の方々に私信。オペラシティの件、ご連絡をお待ちしています。
角川文庫刊。
先週末、久々に本棚と押入れ文庫の棚卸をしました。棚卸の際には本のタイトルとジャンルだけを見なければなりません。間違っても本文や抄録を読んではいけません。その場で作業が止まります。
で、売り飛ばす本を箱詰めしていたんですが、なんだこのハー●クイン箱は。
疲れた時には頭を使わない本、ということでハーレク●ンヒストリカル系を買うんですけど、箱が出来る程買っていたって…どれほど憑かれていたのかと……。
そういうロマンス小説の翻訳を仕事とするあかりの、とある7日間を語ったのがこの話。
「濡れ場が何頁に来るかもだいたい見当がつく」ロマンス小説を、本文に即して、なおかつ日本人女性読者の口当たりの良いように翻訳する、そんな手馴れた作業で終わるはずだった今回の仕事。なのになのにああそれなのに。
ロマンス小説に私が求めるのは、大いなるマンネリ、まさにこれです。気が強くて繊細で聡明な美しい姫君と、言動はやや乱暴ながらどこか憂いの影を秘めた心身ともに成熟した黒髪の騎士(なんで金髪率が低いんだろう)が、様々な困難や心のすれ違いを経験しつつも最後はハッピーエンド。始めの3ページで誰に死にフラグが立っているかすら読み取れる、見事に完成されたテンプレこそを私は愛する!だって想定から絶対にはみ出ないので安心して楽しめるから。メンタルスナックという呼び名は非常に正しい。
そのテンプレを逸脱し、物語を登場人物たちの自主性に任せるとどうなるか。
捻じ曲がってしまったロマンス小説と、捻じ曲げてしまった翻訳者のあかり。このふたつがシンクロし乖離して、「ロマンス小説の7日間」が綴られていきます。あかりのぶつけよう無い憤りと途方にくれた不安と煮え切らない閉塞感が、のほほんと(いや、それなりに必死なんだろうがさ…)色恋に勤しむアリエノール姫の麗しき恋物語の行く末をハードにバイオレンスに彩り始める、俺的にはこっちの物語のほうがはるかに手に汗握りますが、手に汗握ったらそれはロマンス小説ではないのだよヤ●トの諸君。
この差はなんだろうと考えるに、ロマンス小説は絶対の安定(そしてふたりは、いつまでも幸せに暮らしました)に向けて花も嵐も踏み越えていく物語であるのに対して、あかりとアリエノール姫が選んだのは、その先がなんであろうとも前進していくという最初の一歩、この違いではないかと。どちらが正しい、のではなく単なる指向だと思います。ただ、あかりが頭を上げるのには確かにアリエノール姫の決断が必要だったし、アリエノール姫を小説の登場人物ではなくれっきとした女領主のひとりとして見ると、彼女はあかりの「あなたならどうするの?」という問いかけが必要だった。「私ならどうするか」。自らに問い続け、答え続けるのを選んだふたりの物語、と私は見ました。
一方で、やはりこの話は恋愛小説だとも思います。三浦氏は色恋が苦手とエッセイで書いていらしたし、後書きでも仰ってますけど、なかなかどうして描写が巧み。彼がいるという安心感とくすぐったいような気分、その一方のとほほ感とか惰性と化している部分とか恋人という存在のウザさ加減とか…なんか端々が変に生々しいんですけど。いい意味で夢もへったくれもない。ともあれ、どのように読むとしても、読後はしゃきっとした爽快さを味わえます。
ところで三浦しをん氏を本腰入れて読み始めたきっかけは、新書館刊行のエッセイ「妄想炸裂」の、文庫版190頁のじいさまと火炎放射器の話(嘘は言っていない)でした。間合いの取り方が上手いなあ、と。
ついでに箱根駅伝を描いた氏の長編「風が強く吹いている」(お勧め)(泣いた)を読まれた方は、上記「妄想炸裂」を読まれることを強く強くお勧めします。ちなみに刊行時期は妄想~が先です。マーヴェラス。